Special Thanks * Dr.Nicol. 「VAGRANCY」様より




少年たちが鉄の誇りを謳う。

少女たちは神に報復を祈る。




血の宿命に相違える私たちは、
けれど願い続けている。











もう一度、幸せになろうと。















これは幸せなふたりの物語。







                        けれど決して会うことは叶わない運命。




「君は今、どうしているだろうか」
                                                                 
     
      「プレゼント、届いたよ。ありがとう。」













「私たちはまるで、違う星に住んでいるみたいだね。」 








二人を手紙で繋いた運命は

けれどはかない。













彼の国と彼女の国

二つの国家は、枯渇する資源を巡って対立を深めていく。








                                 民主主義の侵攻
                                    鉄と血の統治

                                                     





                                           
 
豊かな自然への羨望                         



                        自ら命を絶つ報復           




             敵対するものはスパイと呼ばれ、殺された。








「君もスパイなのだろうか。」


 




 連鎖する報復                                      



                「わたしの国には、もうなにもありません。」 






  荒廃する国家               







          戦いは激しさを増し、否応なくふたりを呑み込んでいく。




         血の降る戦場              






                 





二人が出した最後の手紙は、もう読むことはできない。









 


彼女さえいなければ。







   
    彼さえいなければ。





   










「幸せだったのかもしれない。」


































「僕たちは、いつか出会えるのだろうか。」


























― 2008年夏公開予定 ―



















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